SaaS(Software as a Serviceの略、サース)

SaaSとは、完成されたソフトウェアをユーザー側でなく、ベンダ(プロバイダ)側で稼働し、ソフトウェアの必要な機能を必要な分だけネットワーク経由で活用する形態のこと。例えば、GoogleのGmail、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、セールスフォースやサイボウズが提供する営業支援システムや顧客管理システムなどがあります。SaaSは、自前でサーバやシステムを保有、管理せずに保有、管理はサービス提供会社が行うため、ユーザーは、自社に専門知識のあるスタッフがいなくても利用することができます。

SaaSのメリット

サーバやシステムを保有、管理する必要がないので、自社に高度なコンピュータの専門知識のあるスタッフなしで利用できる。導入するには、申込をして簡単な初期設定とユーザーのアカウントを発行するば利用できる。多くの場合、利用するユーザー数に応じた従量制の費用になっているので、初期投資を抑えることができる。既に多くの企業が使用しているサービスは、要望、障害対応されており、バッグフィックされサービスの質が高く保たれている。

SaaSのデメリット

企業ごとのカスタマイズできる内容が限られているので、企業独自な業務や業界特有な処理の対応ができない。長期にサービスを利用している場合、コスト高になる場合がある。

関連:セールスフォース・ドットコム
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