Oracle(オラクル)について

Oracle(オラクル)とは、1977年に設立された米国ソフトウェア企業のOracle社のことで、同社が販売しているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)である「Oracle Database(オラクル データベース)」の通称もあります。 日本ではOracleといえば、「Oracle Database」の通称であることが多いです。
Oracleはシステム情報、ユーザー情報、制御情報などが格納されている「Oracle データベース」とその「Oracle データベース」を管理する「Oracle データベース・サーバー」から構成されています。
Oracleは、世界規模でよく使われているデータベース・サーバーで、世界最初の商用RDBMSと言われています。Windows、Linux、UNIXで稼動します。また、現在では、無料版のExpress Edition(Oracle XE)も提供されています。
Oracle XEには若干の制限事項がありますが、有償版と同じコード・ベースを使用しているため、クライアントPC単体での開発、試験用や小規模システムであれば十分に使用できます。

    Oracle XEの制限事項
  • 記憶域:ユーザーデータを格納する記憶域が4GBまでに制限
  • メモリー:利用できるメモリーは最大で1GBに制限。(SGAとPGAのサイズを指定することができる。SGAの最大サイズとPGAの合計は、1GBまで)
  • CPU:マルチCPUのサーバーでもデータベース・プロセスは1CPUのみ使用
  • インスタンス:データベース・インスタンスは1つのシステム上で1つのみ。データベースの識別で使われるSIDが「XE」に固定。
  • プラットフォーム:提供されるプラットフォームはWindowsもしくはLinux。
  • サポート:Oracleのサポートを受けることはできません。

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